看護師の特集まとめ

20代で転職した人のその後

「20代で転職した人のその後が気になる!」

転職は希望だけでなく、心配や不安も付き物。
何より転職したからと言って、必ずしもステップアップ出来るわけではなく、転職前より転職後の方が事態が悪化したなどという人も少なくありません。

そこで今回は「20代で転職した人のその後」を徹底調査するとともに、転職の実態や注意点、成功のコツなどをご紹介したいと思います。
インタビューで得た生の声を参考に、転職で成功するための参考にしてみてください。

「成功例①:25歳女性(サービス業⇒サービス業への転職)」


前職は販売員として、接客を主に担当し4年ほど在籍しました。
ですがノルマが厳しく拘束時間が長いわりに給与面へ中々反映されず、思い切って同業へ転職することに。
事前に業務内容や労働時間、給与面の条件などを確認していたこともあり、働いて頑張った分だけ給与に反映されているので大満足です。

繁忙期などは残業もありますが、働いた分が結果として返ってくることを考えれば以前より残業そのものに対する不満はほとんどありません。

「成功例②:27歳男性(営業職⇒技術職への転職)」

転職回数の許容範囲については、当然ではありますが企業や業種によってさまざまです。
大学を卒業し、中小企業の営業職に就いてから3年ほど経った際、ふと将来のことを考え何とも言えない不安を覚えました。

今後何が起こるかわからない人生。何かひとつでも手に職を付けたり、専門的な技術を身に着けている方がもしもの時にも役立つのではないか?と思ったんです。
そこで思い切って、広告やサイトデザインなどを手掛ける会社へ転職することにしました。

この会社は「未経験OK」なだけでなく、資格取得や技術習得支援に力を入れていたこともあり入社を希望したのですが、転職して1年以上経った今ではサイトの構築など専門的な業務に関わりながら、経験とスキルを磨ける環境で働くことが出来ています。

同僚の中には自分のように未経験から始めて、独り立ちしている人もいるので、日々勉強を積み重ねながら自分自身も成長していくつもりです。

「成功例③:28歳男性(看護師⇒看護師への転職)」

前職では同僚のほとんどが女性で、なおかつ派閥?というかギスギスした人間関係の影響もあり、毎日ストレスを感じるばかりの日々でした。
そこで転職サイトを利用し、人間関係が良好な受け入れ先を転職エージェントの方と一緒に探しながら転職することにしたんです。
事前に職場見学や転職エージェントの方を通じて受け入れ先の理念や職場環境を詳しく聞けていたこともあり、実際の転職後も以前のような人間関係から来るストレスは感じていません。
精神的な負担が減るだけで、こんなにも仕事の効率ややる気に影響するとは思いませんでした。

「成功例④:26歳男性(営業職⇒営業職への転職)」

私の場合は営業職から営業職への転職ということで、仕事内容自体にさほど大きな変化はありませんでした。
ただ、前職では給与がほぼ固定給となっており、営業成績や売り上げが給与に反映されない点に徐々に不満を感じるようになってきて、自分の力を試してみたいという考えも加わった結果、営業職から営業職への転職を決めました。

もちろん転職先は歩合給が適用されているところを最優先にしたのですが、結果的に自分に合っていたのか転職後は成績も順調に伸び、給与面でも前職よりアップしたので転職そのものは今のところ成功だったと思います。

「失敗例①:25歳女性(事務職⇒事務職への転職)」

3年ほど勤めた前職はほぼ毎日残業があるだけでなく給料が安く、肉体的にも経済的にも不満はずっと感じていました。
しかも慢性的な人員不足であるにも関わらず、職場環境や待遇のせいもあって、なかなか新しい人材が定着しない状況が続いていたんです。私の方からも上司にそれとなく改善要求や要望を出してみましたが状況は変わらず…。

それでもう我慢の限界という感じで転職することにしました。
ところが私が転職して数か月たったころ、元同僚から連絡が来て待遇や職場環境が大きく改善されたとの報告を受けたんです。
転職先に大きな不満があるわけではないですが、「なぜもっと早く改善できなかったのか」「残っていたほうが得だったのでは?」と前職への未練が募り始めて、なんとも言えずモヤモヤな気持ちを感じています。

「失敗例②:28歳男性(技術職⇒技術職への転職)」

前職ではソフトウェア開発などを担当し、特別大きな不満などはなく働いていました。
ところがある日、取引先を通じて「どうしてもうちに来てほしい」とスカウトのような話を頂いたんです。

それまでは引き抜きや積極的なアプローチを受けたこともなく、また単純に自分を高く評価してくれているのだと思い、悩んだ挙句声をかけてくれたところに転職することにしました。
ところがいざ働いてみると、職場は圧倒的に人が足りない状態で、前職とは比べ物にならないぐらい環境が悪化…。

現実に直面し「どうしてもうちに来てほしい」という口説き文句は、自分を評価しているのではなく、単なる人手不足だったのだとそこでようやく気付きました。
後悔したところで前職に復帰することも難しく、今ではまた別のところへの転職を考える毎日が続いています。

「転職で失敗しないためには徹底的なリサーチを!」

転職の成功・失敗の体験談両方を見ていくと、それぞれにいくつかの法則があることが分かります。

・事前に転職先の環境をどれだけ把握しているか
・募集の意図や理由を把握できているか
・転職理由がはっきりしているか
・転職せずに改善は見込めないか

これら転職時のポイントの中でも特に気を付けたいのが「情報収集不足」でしょう。
「多分大丈夫」「きっと良いところ」「条件や待遇がおいしい」など、確かな情報を得ていないのに自分にとって良い方向に決めつけてしまうと、現実とのギャップを見逃し「転職で失敗する」確立を高めてしまいます。

転職の際は「転職の理由をはっきりさせて自分自身で納得」し、その上で「転職先の情報をなるべく細かくリサーチ」することを心掛けてください。

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