薬剤師を目指す人へ!

薬剤師を目指す人へ!

「薬剤師になるメリット」

数ある資格・免許の中でも、国家資格である薬剤師は「持っていれば一生安泰」と言われるほど、人気の職業のひとつです。
では具体的に他の仕事とも比較して、薬剤師にはどんなメリットがあるのでしょうか?

現役薬剤師の経験談や口コミなども参考にしながら薬剤師のリアルな実情に迫り、具体的なメリットや魅力をまとめました。

「薬剤師のメリットその①職に就きやすい」

薬剤師を目指す人へ!


医療の現場が常に人員不足であるのはよく知られた話ですが、薬剤師も同様に人員が不足している現場が多いのが特徴です。
他業種ではよく耳にする「どんな仕事でも働きたいけど受け入れ先がない」というケースも、こと薬剤師に関しては当てはまりにくいと言えるでしょう。

「薬剤師は持っていれば一生安泰」と言われる大きな理由の一つこそ、この安定した受け入れ先のニーズが見込める点です。

「薬剤師のメリットその①職種が多種多様」

医師や看護師は病院、といった具合に医療関係の資格は特定の現場で働くために特化したものがほとんどです。
しかし薬剤師の場合、医療関係の施設だけでなく多種多様な活躍の場が用意されており、個人個人の希望やニーズに合わせた職種を選べるのが大きなメリットです。

【薬剤師が働ける職種一例】
・病院
・調剤薬局
・ドラッグストア
・在宅医療
・研究職
・開発職
・DI
・MR
・治験コーディネーター
・薬事業務
etc…


ざっと並べただけでもこれだけ豊富なバリエーションの仕事が用意されており、自分の強みやスキルを活かして働きたい、やりがいを感じられる仕事をしたい、など個々の働きたい環境を実現しやすい選択肢が用意されているのは間違いなく薬剤師独自の魅力でしょう。

「高収入が望める」

薬剤師が数多く働くドラッグストアでも20代で年収600万円を超えるケースがあるなど、薬剤師の仕事の多くは高収入が見込めます。
特に研究職や開発職など、企業で働く薬剤師の中には年収1000万円を超える人も少なくありませんので、金銭面でのメリットが大きい仕事でもあります。

「仕事にやりがいを感じやすい」

多くの薬剤師が働いている薬局や病院での基本業務である調剤や薬の管理、服薬指導などは、人の健康や病気に直接影響を及ぼす仕事であり、「誰かのためになっている」やりがいを感じやすい点はやはりメリットです。

更に医療施設以外の企業薬剤師であっても、専門的な知識を活かした「誰にでもできる仕事ではない」内容が多いため、働く分野に関わらず様々な人のやりがいを叶えてくれるのが薬剤師という仕事だと言えるかもしれません。

「一生役立つ知識を身に着けられる」

長い人生、病気や薬に無縁の生活を送る人はほぼゼロでしょう。
大抵の人は様々な病気やケガを経験し、また薬のお世話になります。

薬剤師とは、そんな「人生に欠かせない部分の知識を身に着けられる仕事」であり、得た知識や仕事での経験、スキルなどはそのまま人の健康や命に直結する内容のものばかりです。
また体に直接影響を及ぼす薬を扱う仕事ですから、勉強するうちに自然と病気やケガだけでなく健康に関する知識も蓄積され、様々な場面で応用できる可能性を広げてくれるでしょう。

「結婚・出産後の復職がしやすい」

薬剤師の働く職場では福利厚生が充実しているだけでなく、産休・育休をはじめとした子育て支援制度を積極的に取り入れている現場が数多く存在しています。
その為、家庭の事情で一時的に仕事から離れた後でも、比較的他業種より復職しやすいというメリットがあります。

例えば、ママ薬剤師の多くは週に数日間、一日数時間程度パートとして働きながら、子育てと仕事を両立されている方も多く、また女性の多い職場でもありますので、子育てや家庭との両立について理解のある環境で働けるのが大きな魅力でしょう。

「薬剤師は資格を取ってしまえば一生モノの仕事にしやすい」

ここまでで薬剤師という仕事が、「安定して職を得やすく」「様々なジャンルの職場で働けて」「貴重な知識を身に着けられる」ことがお分かり頂けたと思います。
では、そもそもなぜ薬剤師の働く場所が安定供給されやすいのか分かりますか?

理由はいたって単純で、人の命や健康に直結する仕事だからです。

一般的な会社やサービス業、接客業など、他の多くの業種は時代や流行の波を受けます。
いっぽう人の命や健康に直結する病院をはじめとした医療機関は、いつどんな時代でも、どんな流行の波が来ても「必要ない」と判断されることはありません。

人が生きている限りはケガや病気はなくなりませんし、それらを治すために病院は不可欠な存在です。
そして病院と並んで不可欠なもう一つの存在が「薬」なのです。

つまり薬剤師という仕事も、我々に薬が必要なのと同じく、時代や流行が変わっても必要とされる存在であり、だからこそ薬剤師に対するニーズが簡単に失われることはありません。
今回ご紹介した薬剤師のあらゆる魅力の中から、皆さんが自分にぴったりの仕事を見つけられるよう少しでも参考になれば幸いです。

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