「転職の際に注意することは」
今回は薬剤師さんの転職で失敗してしまう理由などをまとめてみました。
また失敗しないためのポイントなども紹介していこうと思います♪
まさに、今転職を考えている薬剤師さんがいたら最後までチェックしてみてください。
「転職に失敗しやすい行為」
・すぐに決断してしまうのは危険な行為です!
転職雑誌などで好条件だからといって即面接、即採用となった場合、失敗してしまうケース実は多いのです・・・。
皆さん求人票などで見るところって、大体の休み日数と月収の部分だと思います。長く働く職場を選ぶには福利厚生など見たり、実際の職場の雰囲気も見なければいけません。
医療関係の資格を持っている方は転職コンサルタントなどで転職する方も多いですが、口頭だけの雰囲気で決めたりするのも危険です。
・経営理論だけで職場を選んではいけない
実際転職を希望された薬剤師Eさんの体験談です。
自分が希望している地域に、もともと小さな薬局から様々な地域に短期間で展開している薬局があり興味がわいたそうです。急展開で事業を拡大したため人手不足に悩まされていたようなので、後日面接する機会をもらえました。
経営者の方が面接を担当してくれまして、「すぐに働いてほしい」と言われ、答えが早くてびっくりしました・・・。
また今後のビジョンや経営者としての熱い気持ちを聞かせてくれました。おまけに自分がもし転職を希望するなら1年以内に年収アップも約束をしてくれた事、病院薬剤師でも、実力があれば幹部候補になれるなども魅力的でした。
好条件な内容だったと思います。その場ですぐお願いしますと言ってしまいそうになりましたが、過去に転職で失敗していることから、一度話は持ち帰ることに。
自宅に帰ってから実際その会社のリサーチなどしてみました。そうしたらちょっと疑問に思う点が何か所か見つかり、またお話を聞きに行きました。
経営者の考え方には賛成出来る事が多くありましたが、自分がやりたい事と少しズレが生じると判断して、もう1度家に持ち帰り悩みました。
鵜呑みにしていたら、1回目や2回目の接触で、確実に転職を決意していましたが、良い事ばかり言う経営者の癖を見抜くことも必要です!
結局は他の薬局にお世話になることになりました。今とても快適に働いています。
あそこで働いていたらもしかしたら・・・まぁ そこは何とも言えないですが、即決する事だけは絶対にNGですね。
・いい転職エージェントに出会えてない
薬剤師さんや看護師さんなど医療系の資格を持っている方なら、転職コンサルタントを使うのもいい転職方法だと思います。
ですが転職コンサルトの数って近年増え続けていて、担当するエージェントも当たりはずれあるようなのです。
1つのコンサルタントに絞らないで、様々なコンサルタントを見てみるのもいいかもしれません。質の悪いコンサルタントの代表的な特徴として、自分の意図しない求人を紹介したり、こちらの質問にも曖昧な回答をして、ごまかそうとするコンサルタントが挙げられます。
自分の利益に高いところしか紹介しないとかあるのでしょうか?はやく質の良いコンサルタントとの距離感を少し近くして、良い求人が入ったら連絡をしてもらえるような関係性になれば最高です。要は早くいいエージェントに会えれば問題ないのでしょう。
とこの様に転職で失敗しやすい代表例をいくつか挙げてみました。
もちろん他にもいっぱいあると思います。それを加味したうえで失敗しないためにはどうしたらいいのか見ていきましょう。
「転職での失敗しない方法」
・正確な情報を集める
先ほどの失敗例でも挙げましたが、好条件だからOKというのは非常に危険です。会社のリサーチをかけてみるなど自分の足で稼いで現場の声を聞くなど、転職に労力をかけて、正しい情報を得て下さい。
転職先の内情を転職前に調べることは失礼にあたるんじゃないか?とか思ってる方も多いかもしれませんが、全然当たり前のことです。
調べるほど欠点も当然見えてくると思います。その欠点(デメリット)も考慮して自分が望んでいる仕事ができるかしっかり把握することが重要です。
とくにドラックストアなどの場合は、実際にお客の立場で監視して対応や雰囲気なども見てみましょう。
・優先することを揺るがせない事
薬剤師として転職するにあたり「自分の譲れないもの」をしっかり持ちましょう。
例えば「給与面での安定性」「人間関係・働きやすさ」「家族と過ごせる時間」など、思い立ったら書き出したりしてみて優先順位を決めていきましょう。1番優先したいキーワードに対して、具体的にどうなりたいかを書いて、常に振り返る様にすると、転職期間が長引いても、ブレないで、企業を選択することが出来ます。
「給与がよければ自分はモチベーションが上がる、独身だし多少の休日は多少つぶれてもOK」という方もいれば「給与は前勤務先より下がってもいいから、家族との時間をとれるような会社に転職したい」という方もいます。このように自分の譲れないものを明確にして、気持ちを客観視することでよい職場とめぐり合えると思います。