信頼される看護師になるため

信頼される看護師になるため

「患者さんと良い関係が築けるコツとは?」

患者さんとの信頼関係が看護師さんには必要不可欠です。看護師さんとの信頼関係があれば、患者さんも安心して治療に専念できます。
今回は、看護師さんと患者さんの良い関係が築けるコツや、役立つスキルなどをご紹介していこうかと思います。

・患者さんの目線を常に忘れない事

患者さんによって容態も大きな違いがあり価値観なども千差万別になってきます。
信頼関係を良好に築いていくためには患者さんをまず理解することです。

常に看護師は患者さんの目線に立ち、どのように聞いて感じているのかを看護師さんの観察眼でしっかりととらえてコミュニケーションすることで、より良い信頼関係が築けます。
もちろんこれまでの疾患や治療履歴、年齢や性別、生い立ち、家族環境、職歴など、患者さんの基礎的な情報をおさえることが非常に大事となってくるでしょう。

看護師が信頼を築くためにはまず「患者さんと共感」する事が大事で、コミュニーケーション力を高めていかなければいけません。

「患者さんとの信頼関係を良好にするコツ」

信頼される看護師になるため


患者さんが看護師さんに話すとき業務的になってしまいがちで、「看護師さんに辛さを分かってもらえない」など、信頼関係が成り立たない事も多いです。
患者さんの容態にもよりますが、症状は様々で痛みはもちろんの事、疾患や治療の不安や恐怖を相手に伝えるのは難しいです。
これがさらに不信感に繋がってしまいます。信頼関係が築けないばかりか怒りを感じてしまうことも。

・患者さんの思いを確認しながら返す

効果的と言われているのが患者さんの会話をそのまま返してあげて言葉の共有をすることがよいとされています。
例えば「退院いつできるのでしょうか?不安で夜も眠れないです」⇒「不安で眠れないのですね」と言葉をかける事が効果的です。

この様に言葉の語尾に注意して、患者さんが「感じる」「思う」「聞こえる」という言葉を使ったのなら、同じように返し、患者さんの容態を把握していく事が大事です。
患者さんの価値観や世界観を共に共有することが信頼関係が良好になり、関係が深まります。

「今は何ともないのですが、いつ再発するかわからない、不安だ」⇒「再発するかもと不安を感じているのですね」
患者さんの話を要約することで相手は世界観を共有していると感じ、看護師さんとの信頼関係が自然に築きやすくなり、看護師にとっては嬉しいことですよね。

「今回の手術で無事悪いところを治していただいて、痛みも落ち着いてきました。あとは早く退院できたら嬉しいです」⇒「手術も無事終わりましたし、早く退院できるといいですね」

この様な感じです。

「患者さん目線に立つことの重要さ」

・患者さんの姿勢・目線を合わせる

同じ姿勢や目線を合わせることで共感を得やすいと言われています。
患者さんも同じように身振り手振りを使って話しているか静かに語っているかなど、患者の言動をよく観察しながら応対しましょう。
お互いの調和した自然なコミュニケーションが、関係を深めるでしょう。言葉だけではなく他のところにも目を向けるという事も大事ということですね。

・患者さんのペースに合わせる事

看護師さんが一方的に喋ってしまうなど、忙しい時など相手のペースよりも自分のペースでコミュニケーションをとってしまう事って多いと思います。
相手の感情や気分、話のテンポや抑揚に合わせることが円滑な関係を支えます。患者さんがゆっくり話すならば看護師さんもゆっくりと話し、患者さんが悲しそうな時は同様な調子で話してあげるとよいでしょう。
相手をよく見て声の大きさや高さなどの全体の調子を合わせます。こういったコミュニケーションをとる以前の姿勢も、患者さんと信頼関係を築くためには重要です。

このように今回は、看護師さんと患者さんの良好な信頼関係の築き方についてのコツなどを紹介してきました。
スキルやコツというより患者さんに対する姿勢ですね。正直、相手の目線に立ってみる~などは看護師という仕事以外にも、他の業種でも大事な基本的な事です。
私たちは仕事に慣れてしまうと、どうしても自分のペースになりがちです。ゆえに業務的な姿勢になってしまいます。
特に看護師という仕事は、身体のケアだけではなく、精神的なケアもしていかなくてはいけません。うまくできなくても頑張ってる姿を見て患者さんも「この看護師さんはわかってくれようとしている」と思うはずです。それが信頼関係に繋がっていきます。

最後に、私の体験談ですが昔10日間ほど入院したことがあります。手術して目が覚めて術後の傷が痛くて、看護師さんに助けを求めました。
かなり我慢したので夜中だったと思います。看護師さんは機嫌が悪かったのか「何で早く言わないの!!!こんな忙しい時に!」といわれて鎮痛剤をポイっとされたことがあります。

私は泣きながら眠れない夜を過ごしました。今思い返すと「そんな言い方ないでしょう!」と言い返したいところでしたが、術後は普段の自分じゃないような「弱い自分」だったので何も言い返せなかったんだと思います。まぁ元気もないですし。

なので、この記事をみて患者に寄り添い同じ目線にたってくれるような看護師さんが増えたら良いなぁと思います。
参考になったら幸いです。

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