「パート・アルバイトのメリットやデメリット」
看護師のパートやアルバイトってどうなの?と疑問に思う方も多いはず。
看護師の求人は非常に多くブランクがあっても就職率が高いのが魅力的で「引く手あまた」と言っても過言ではありません。
どの職場も環境が整っていることは大きな魅力です。そこで「ひとつのバイトに慣れて余裕が出てきたので、もっと仕事を増やしたい」、あるいは「今度の休みに旅行に行きたいのでお金が欲しい」など、給与面で欲を出せばきりがないほどです。
この様な場合、看護師アルバイト・パートというのは「掛け持ち」をしても大丈夫なのでしょうか?
様々な注意点を踏まえて見ていきましょう♪
・掛け持ちをするなら、パート・アルバイトがぴったりです。
ダブルワーク看護師さんの中でも普段は常勤で働き、他の病院でアルバイトもする!という方もいらっしゃいます。
とてもハードワークですが、それだけ看護師のダブルワークには魅力を感じている方が多いのでしょう。その中でも最も魅力的なのが「夜勤の看護師アルバイト」です。
働く環境や地域にも異なりますが、1回の夜勤で大体3~4万円ほど稼ぐことができます。
昼間の日勤で働いてる看護師さんでも、月に1回でも夜勤のアルバイトをすればかなり年収はアップが期待できます。
しかし注意しないといけないことがあります。日本看護師協会の『看護職の夜勤・交代制勤務に関するガイドライン』の「夜勤専従勤務ルール」では、月144時間以内とされていて、夜勤は2交代制の場合最大で9回までとされています。それ以上は働くことが禁止とされています。
また、看護師の業務は病院だけではありません。献血ルームなどの単発のお仕事もあります。
そのほかにも健診施設や介護施設、訪問介護など短期のアルバイトもあります。普段日勤で働いていて夜勤とのダブルワークは辛いと思っても、うまく曜日を組み合わせれば昼間のアルバイトも可能です。
「ダブルワークは収入以外のメリットも豊富」
看護師をダブルワークで働く人の中でも、収入を増やすことを目的としない方も大勢いらっしゃいます。
集中的にダブルワークで働き、あとはスローライフを楽しむ、長期的な旅行に行く方もいます。求人が多い看護のお仕事なのでそれが可能なのでしょう。
もちろん貯めたお金で、学校に通い新たな資格を取得しキャリアアップをはかる方もいらっしゃいます。
ずっと同じ職場で、同じ勤務環境で働く人の中では、「マンネリ・スキルアップができない」という理由で、夜勤看護師のアルバイトを始める方もいます。
夜勤看護のお仕事は基本的に少人数で回しているので、看護の技術や知識など大きなスキルアップにも繋がります。
アルバイトなので気軽に始められるというのも魅力です。様々な場所や環境で刺激を受けるのは自分自身成長できて良いかもしれません。
「ダブルワークのデメリットや注意点」
もちろんダブルワークにはデメリットもあります。ただでさえハードワークと言われている看護師のお仕事ですから、ダブルワークで身体に負担をかけてしまう方もいらっしゃいます。
自分の体調と相談しながら決めていくとよいでしょう。
あと働く職場によっては、ダブルワーク禁止のところも多いです。ちゃんと就職する前に就業規定などを確認することも重要です。
公務員扱いの方はダブルワークは禁止とされています。
また、総合病院や大学病院では、看護師の体調管理の保護のためダブルワークは不可の場合が多いです。例え数時間のアルバイトでも認められません。
あと収入に関してですが、副業でも年間20万円を超えるようであれば、確定申告の申請義務が発生します。
夜勤看護のアルバイトだと高額なため年間20万円は超えてくると思われるので注意しましょう。
メインの職場で内緒にしながら「月に1~2日ならバレないかな」と思っていても、あっさり確定申告でバレる事が多いと聞いたことがあります。
あと、住民税はかけもちしている仕事で得た収入分にも発生します。メインで働いている給料に高額な住民税が乗ってしまうと、経理担当の方に当然不審がられます。
なので、しっかりと就業規定を確認して、ダブルワークに励みましょう。看護師のパート・アルバイトは収入面においても、自分自身のスキルアップにおいてもメリットが多く魅力的です。
普段、日勤看護師ではなくアルバイト看護師を2つ掛け持ちしているという方もいらっしゃいます。シフトが自由に組めるのが最大の魅力なのでしょう。
労働基準法で定められている、就業時間、夜勤の回数はあくまでも正規雇用の方に該当します。
アルバイトなどの非常勤の方は、好きな分だけ働くこともでき好きな分休むことも可能です。
看護師という仕事は、身体や命を扱うお仕事なので、緊張感もあり責任感の強いお仕事です。ストレスをためないためにも、休みたいときは休むという心の余裕を持つのもありかもしれませんね。
この様にアルバイトの掛け持ちダブルワークについて、今回はお話しさせていただきましたがいかがだったでしょうか?
今の職場環境に少しでも悩みがある方の参考になれば幸いです。