日勤専門で働くメリットとデメリット

日勤専門で働くメリットとデメリット

「日勤勤務の流れやメリットとデメリット」

看護師という職業は。1年間で10%の方が辞めてしまうというハードワークなお仕事です。
その理由の一つは夜勤勤務の大変さです。身体や精神面の負担が多いと言われています。
特にお子さんのいる子育てママさんの場合だと、育児・家事との仕事の両立が難しくなります。

そうした悩みを抱えた看護師さんにピッタリなのが、「日勤勤務の看護師」です。
名前の通り常勤看護師として働きつつ、夜勤勤務はありません。
パートやアルバイトの看護師だとお給料の面であまり納得いくような額ではないので「日勤専門看護師」は人気です。

今回は日勤勤務について詳しくお話しをしようかと思います。1日の流れやメリットやデメリットなど見ていきましょう。

「日勤看護師の魅力について」

日勤専門で働くメリットとデメリット


先ほどもお話しした通り、看護師のお仕事で一番懸念されているのが、日勤と夜勤の2交代制の働き方です。

夜勤は夜勤で手当てもつくしお給料の面から見ればすごく良いメリットがありますが、生活リズムを崩しやすいので身体に負荷がかかったり、お子さんがいる看護師ママさんなら、体調面以外のことも気にしなくてはいけません。
夜勤の後は基本休日がつくことが多いので、連休が多く感じますが、昼間に長い睡眠をとることになるのであまりプライベートを楽しめることができないという不満もあります。

看護師ママさんは、特に家事もしなくてはいけないのでデメリットのほうが高いですね。夜勤はできるだけ避けたいところです。
しかし「自分だけワガママなんて言えない」と職場の雰囲気によって、身体を酷使している看護師ママさんも多いはず。

日勤専門看護師になれば夜勤はありませんので、そういった悩みはすべて解消されます。
就業後は家事に時間を費やすことができますし、余裕があれば友達と少し遊んだりプライベートも充実します。
お子さんと貴重な時間が守られるで、ストレスフリーに働くことが可能です。

もちろん、独身で今が働き時!という看護師さんなら夜勤勤務でバリバリ稼ぐ!というのもいいですね♪

「身体に負担が少ないワークスタイル」

病院で働く病棟看護師さんは基本的に、日勤・夜勤の2交代制のところがほとんどでしょう。
24時間体制で患者さんを看護しなくてはいけません。日勤の次は夜勤とシフト制で回ってきます。
夜勤の次が休みで日勤にというルーティーンで不規則ですよね。
ハードワークと言われるのも頷きます。

では日勤看護師さんの1日のタイムスケジュールを見ていきましょう♪


・お子さん2人を持つ日勤専門看護師さんの1日

6:00~ 洗濯と朝ごはんの用意、身支度なども済ませます。
7:30~ お子さんを起こして保育園の用意!朝食も済ませます。
8:20~ お子さんを保育園に送る。
8:45~ 出勤。今日 担当する患者さんの情報などを、夜勤の看護師さんから引き継ぎをします。
11:30~ 患者さんの配膳タイムが始まります、その際食事の介助なども行います。
12:30~ 仕事を上がる時間によって変わりますが、交代制のお昼タイム。
13:30~ 午後の始まりはカンファレンス(会議)から始まります。日中の患者さんのバイタルサインなどの状態や、
                     ケアや処置、検査や他科への診察の結果の内容などの情報を看護記録として記載します。
16:30~ 申し送りを夜勤の看護師さんにする。
17:00~ 勤務終了、退社


この様な流れになります。
17時に退社できれば、保育園のお迎えにも十分余裕がありますし、夕飯の買い物にも間に合いますね。

看護師ママさんなど、やはり家事育児と仕事を両立されている方には是非とも「日勤専門」で頑張ってもらいたいですね。

「なかなか難しいワークスタイル事情」

看護師の人材不足は長年社会問題にもなっています。
日勤の看護師だけでも少ないのに、夜勤も絡んでくるとなかなか厳しいものがあるのかもしれません。
冒頭でお話ししましたが1年間で10%の方が辞めてしまうといわれる業種です。

そのため、どこの病院でも看護師確保のためにいろいろ工夫をして、求人を出しています。
日勤~夜勤のシフト制が辛い方には、今までお話しした「日勤専門」や反対に「夜勤専門」の看護師も最近は見るようになりました。

パートやアルバイトの看護師も増えてきています。週1~3日 少しの時間でも可能という求人広告を見たことはありませんか?

日本の看護師不足の深刻さが私たちにまで伝わってきますね。

その中でも日勤看護師は、「非常に今人気の求人」です。お給料は夜勤などやる方たちよりは低いというデメリットもありますが、結婚してからも働く女性が増えてきたので、需要が高いです。
もし今のワークスタイルに悩んでいる看護師さんがこの記事を読まれているのでしたら、これを機に他の職場にも目を向けてみてはいかがでしょうか?

体に負担の少ない尚且つ、家事育児としっかり両立できる職場がきっとあるかもしれません。そういう方たちの参考になれば幸いです。

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