家庭と仕事のバランスはみんなどうしてる?

家庭と仕事のバランスはみんなどうしてる?

「看護師で家庭と仕事は可能?」

このご時世、『女性は結婚したら家庭に入る』というのは少し古い考えかもしれません。
もちろん家庭に入って専業主婦として暮らす方も多いですし、働き方やライフスタイルは人それぞれですから自分に合ったスタイルを選択すべきです。
ここでは看護の仕事をしながら「家庭」と「仕事」の両立は可能か?という部分にフォーカスを当ててみたいと思います。

本稿における家庭と仕事の両立の認識として、看護師で働きながら家事や子育てをしつつ生活していくことは可能なのかという部分です。
人それぞれ状況は違うので、いろいろなパターンで考えてみたいと思います。

「常勤看護師として両立できる?」

家庭と仕事のバランスはみんなどうしてる?


日勤(早番/遅番)・夜勤の両方をこなしながら家庭を両立する際には、現実的には託児所完備の勤務先を探すのが無難でしょう。
場所によっては病児・病後児保育といってもし子供が病気になってしまっても預けながら働くことが可能ですし、もしかしたら自宅にいるより安心かもしれません。
もし旦那さんが協力的ならば土日やお休みの日などは自宅で見ていてもらうのがいいでしょう。

夜勤ありでも両立している看護師さんはもちろんいますが、出来れば日勤のみにした方が育児の面でもメリットが大きいかもしれません。
もしどうしても夜勤が必要であれば旦那さんが休みの日にいれたりするなど少し工夫が必要です。

また地域によってはそういった家庭をサポートしてくれる制度があり、保育園の送り迎えなどを代行してくれる場合もあります。
しかし現実的には保育園から近い場所での勤務は必須となってくるでしょう。

「子供が大きくなってきたら?」

お子さんが小学校に上がるくらいになってくると、夜勤に入るのはなかなか難しい部分もあります。
ただもし職場での立場や役職などキャリアを追っている場合にはパートになるわけにもいかないですし判断が難しいところです。

色々な意見を見てみても小学校に上がってからは、家庭内でやるべきことが増えたり家を出る時間が遅くなったりとどんどん両立が難しくなってくるようです。
やはりそういった部分でも旦那さんの協力は必須になってきますし、日勤のみの勤務形態を選択するか意を決してパート・アルバイトといった雇用形態を選択するのもありかもしれません。

看護師の給与は女性メインの他の業種と比べても給与は高い傾向にありますから、うまくコントロールすることで常勤と遜色ない所得を得ることも可能かと思います。
中には「学童保育」、赤ちゃんの頃から面倒を見てもらっていたベビーシッターさんに引き続きお願いする、夫婦どちらかの実家が近ければ面倒を見てもらうなどの方法でフルタイムの3交代で子育てと両立をやり切ったというママさん看護師もいらっしゃいました。

「ママさん看護師になろうと思ってるけどブランクが心配(>_<)」

前述したように、今の時代の専業主婦の割合はとても少なくなっており、「結婚=家庭に入る」というのはもはや当たり前ではありません。
実際の数値で見てみても夫しか働いていない家庭の割合は『26.4%』と4世帯に1世帯しかいません。
そんな時代ですから、結婚や出産で一度退職をしてもその後復職を希望するママさん看護師はとても多いです。

そしてとても多いということは、環境としても受け入れ態勢がある程度整ってきているということです。
またブランクについても、そういった看護師さんは非常に多いのでそこまで過敏に考える必要もありません。

『ママ看護師さん歓迎』『ブランク看護師さん歓迎』といった求人内容はたくさんありますので、転職サイトのエージェントさんにしっかりその内容を伝えましょう。

「ブランク明けで不安…ちゃんと働ける? 」

これは復職する大半の方が思うはずです。
バリバリで働いていた昔のように、その業務の流れや諸々についていけるのだろうか?
ダメになっちゃうんじゃないか?と不安になるかと思います。

たとえば「採血・注射」などが緊張する…という声はよく聞きます。
家族に採決の疑似体験をお願いしてみたり、サインペンやボールペンなどをシリンジに見立てて練習したというような話もありました。

何が言いたいかというと「復職はみんな不安」なんです。
そして医療現場は日々進化していきますし、それも納得です。

ただ前項でも記載した通り、『ママ看護師さん歓迎』『ブランク看護師さん歓迎』といった求人内容は今本当に多くあります。
なのでどうしても不安で仕方ないという方はそういった求人を中心に転職エージェントさんに伝えてみましょう。

看護現場はどこも人手不足ですから、未経験の新人看護師よりもブランク有りでも経験者の方が優遇されるというのもあります。
あなたが初めて看護師として病院に行った日…その時に比べればはるかにマシという意見もあります。

家庭との両立を考えると子供がいるなら託児所付きの求人やブランク歓迎の求人などをしっかりと探してみてください。
『これはワガママすぎるかな?』などと思わずに、しっかりと自分の希望を伝えて理想の転職・理想の生活に向けて進んでいきましょう♪

皆さんが素敵な職場と巡り逢えますように…

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