転職○秘テクニック講座

転職したい!介護士が今の職場を辞めたくなるのはどんな理由が多い?

介護士は心身ともに負担が大きく、また時間的な制約・給与面などで厳しい環境に立ちやすい職種です。

実際、世の中の多くの介護士が「もう辞めたい!」と感じ、転職に乗り出しています。

ですが介護士に限らず、「転職のタイミング」「転職すべきかどうかの判断」というのは難しいものです。

例えば今働いている職場で「辞めたい!」と感じても、それが転職して解決する内容なのかどうか分かりにくい場合もあるわけですね。

そこで今回は介護士として働く人たちが「職場を辞めたいと感じる理由」を紹介しつつ、転職に役立てられる参考情報を合わせてお届けすることにしましょう。

介護士を辞める理由①人間関係

平成28年に行われた公益財団法人介護労働安定センターの介護労働実態調査にて、実際に離職理由として最も多かったのが「人間関係」です。

介護職と言えば、きつい・汚い・危険の3Kで有名ですが、やはり人間関係で悩みを抱えている人は他の職種と変わらず多いようですね。

ちなみに人間関係については職場の同僚との人間関係のみならず、様々なジャンルのものが含まれます。

【人間関係で悩む具体例】
・利用者の家族からの苦情や理不尽なクレームに耐えられない
・看護師の態度が高圧的で働きづらい
・上司との人間関係が悪化し、働きづらい
・同僚が女性ばかりで肩身が狭い、価値観が違うから辛い(男性介護士の意見)

このように、利用者及び利用者の関係者との人間関係で悩む方も少なくないようです。

やはり介護士は「人を相手にする仕事」ですから、人間関係で何らかの問題を抱えていると、常に不満に付きまとわれるものなのでしょう。

介護士を辞める理由②結婚や子育て

こちらも介護士が辞めたいと感じる理由の中で、人間関係と並んで特に多い理由です。

やはり介護士は約8割以上が未だ女性とだけあって、女性ならではの理由ですね。

結婚や子育てのために女性が家庭を優先するのは、日本において未だ多数派とも言えますので、時間的制約や不規則な労働時間を強いられやすい介護士という仕事では「辞める理由」の上位に食い込むのも納得できます。

介護士を辞める理由③施設の方針や環境と合わない

介護士という仕事は従事する施設によって、方針や働き方が大きく変わるものです。

そのため、人それぞれ相性も分かれやすく、自分自身の価値観や人間性とのギャップが大きいと辞めたくなると感じる人も多いようですね。

【施設の方針で悩む具体例】
・利益重視のため、利用者に対するスタッフの数が足りておらず、満足にお世話ができない
・人手不足などを理由に特定の医療行為など、違法な医療行為を強要される
・派閥が存在しており、のびのびと働けない
・看護師と介護職員の関係が悪い

人間関係が関わる部分も大きいですが、やはり施設として人間関係含め、方針が肌に合わないとその職場で働くストレスが大きくなるのは当然です。

介護士を辞める理由④給与が少ない

他の職種と比べて精神・肉体ともに負担の大きい職種でありながら、介護士は給与がかなり低いケースも少なくありません。

ひと月の給与が15万円前後になる場合もありますので、知人や他の仕事の給与と比較すると「こんなに大変なのにこれだけ…」と不満を覚えてしまっても不思議ではないでしょう。

ふとした瞬間に給与の少なさに気づいた時、介護士を辞めてしまおうかと考えるのもある意味納得、といったところでしょうか。

介護士を辞める理由⑤健康上の理由

利用者の方のお世話が基本であるため、かなりの力を必要することも多い介護士の仕事ですが、特に「腰痛」を発症するなどの理由により、業務に支障を抱えてしまうケースは多くあります。

もちろん一時的なものなら回復後に復帰できる場合もありますが、腰痛やぎっくり腰ですべり症になり、長期間に腰痛に悩まされるケースもゼロではありません。

そうなると現実的に介護士の仕事を辞めざるを得なくなり、他の職種に転職する選択肢を取るしかない場合もあります。

転職を決意した際に成功するための秘訣

「今の職場を辞めたい!」と感じ、転職したとしても、必ず次の職場で状況が改善されるとはありません。

転職して更に状況が悪化…なんて可能性ももちろんゼロではない訳ですね。

では「介護士が転職で成功するには何がポイントになる」のでしょうか?

あくまで「介護士⇒介護士」へと業界内での転職に限って考えると、やはり「介護業界は人手不足のため、受け入れ先は多い」点が第一のポイントになります。

現在の施設を辞めたいと考える人の場合、介護士そのものに嫌気がさしていることも少なくないでしょう。

ですが介護士は専門職であり、経験がものを言うと共に、働き手を求める受け入れ先が多い職種でもあります。

大した知識やスキルのない他業種で勝負することを考えると、自分の力を活かしやすく、なおかつ転職しやすい同業内での転職には、それなりのメリットがあると考えられるわけです。

更にこの現状について施設側の目線で考えると、他の施設と介護士を奪い合う、いわば競争の高い状態にあるとも言えます。

そのため、新たに自らの施設へ介護士を入れるために環境を整えたり、他の施設より待遇を良くして、競争に勝とうとする施設も中にはあります。

そのような現在の傾向を活かすために、複数の介護士専門の転職サイトを利用し、求人情報を比較して情報収集すれば、現状の不満を解消しつつ、なおかつ介護士としての経験・スキルを活かした形で再出発を果たせる可能性は大いに高まるでしょう。

現状の仕事に不満を感じているとしても、「介護士という仕事自体を辞めるリスク」を考慮したうえで、転職活動の方向性を決めることをおすすめします。

あなたにオススメ!利用者の口コミランキング1位サイトはコチラ

  • きらケア正社員
    口コミランキング堂々の第1位!
    介護に特化した人気No.1サービス
    求人件数 対応エリア 対応時間 非公開求人
    6万件以上 北海道・宮城・栃木・群馬・関東・関西・静岡・愛知・広島・福岡 9:00-21:00
    ※土日祝除く
    あり
    バイト・派遣 登録・利用料 スマホ対応 運営会社
    レバレジーズ
    メディカルケア
    きらケア正社員≪公式ページ≫へ